SHIMOKITAZAWA INTERNATIONAL PUPPET FESTIVAL
下北沢国際人形劇祭

マティヤ・ソルツェによるオブジェクトシアターワークショップ
「オブジェクトとリズム」

2026年2月21日(土)14:00〜18:00 + 2月23日(月・祝)14:00〜18:00 

対象:俳優、人形遣い、パフォーマー、演出家、音楽家

概要(マティヤ・ソルツェより):
これはパフォーマンスにリズムや音楽性を探求し、取り入れたいと考えるすべての演劇実践者のためのワークショップです。
人形劇は、オブジェクト、形象、身体、光、空間、音のすべてを生き生きとさせることができます。そして、そのどれを用いて表現するかを、その都度自在に切り替えます。そのため人形劇は、最も柔軟な芸術形式の一つであると言えます。コンサートからパフォーマンスへ、ビジュアル・インスタレーションから人形劇へ、アニメーターから俳優へ、と人形劇においては次々と姿を変えることができます。
どんなオブジェクトでも、リズムと音楽性というシンプルなルールの支えがあれば、生き生きと動かし、文脈の中に配置することができます。そのため私は「パペットリー(人形劇)」という言葉(個人的にはとても愛着がありますが)をあえて避け、「イリュージョン・ポイントの演劇(theater of illusive points)」という言葉を用いています。つまり、観客の焦点によって定義される「イリュージョン」として、演劇を捉えます。これは人形劇の音楽的視点のほんの入り口にすぎませんが、この考え方は人形劇からダンスまで、ほぼあらゆる創作プロセスに応用することができます。
このワークショップは、世界各地の多様な社会状況の中での上演経験に基づいた、作者自身の哲学であり、研究でもあります。第一段階は、リズムや構成にかんする様々な技法や、音楽の原理に基づいた状況づくりのトレーニングを行います。第二段階では、共同作業における要素のオーケストレーション(編成)の仕方と、個人によるキャラクター制作に取り組みます。第三段階では、参加者それぞれの目的に結びついた作品づくりを試みます。政治的視点から素材をいかに用いるか、あるいは別の文脈でのリサーチもあり得ます。あるいは参加者の状況に応じて、作品制作は行わず、ジャムセッションを行います。

マティヤ・ソルツェ(MATIJA SOLCE)
1981年6月2日、スロベニア生まれ。
音楽家、人形遣い、俳優、演出家、人形劇講師、フェスティバル・オーガナイザー。プラハ芸術アカデミー(DAMU)にて「人形劇の音楽的視点」をテーマに、オルタナティブ・シアターおよび人形劇の博士課程を修了。アコーディオンと骨が詰まった棺を携え、刑務所、アシュラム、個人の寝室、国際フェスティバルの大ホールなどさまざまな場所を巡りながら世界中を旅している。これまでに30以上の賞を受賞し、40作品以上を演出。 毎年開催される即興民族音楽祭「エスノ・ヒステリア・ワールド・オーケストラ」(https://www.floatingcastle.si/en/floating/2025/etno-histeria/)、屋外型・サイトスペシフィック国際フェスティバル「フローティング・キャッスル」(https://www.floatingcastle.si/en/floating/2025/)や、人々の住居で行われる演劇祭「カウチ・フェスティバル」(https://www.kavcfestival.si/sl/kavc/2025/)も主宰している。

2月21日(土)14:00〜18:00
2月23日(月・祝)14:00〜18:00
参加費 5000円(2日間参加できる方のみ)
対象:俳優、人形遣い、パフォーマー、演出家、音楽家
定員:約15名
言語:英語(日本語通訳付き)
1月31日予約受付開始!